MUP営業 心理テクニック

今回は営業で使える四つの心理テクニックを紹介していきます。

この四つの効果と注意点をしっかりと理解し実際に使うことで必ず営業活動に変化が出るはずです!!

 

 

返報性の法則

メリット

相手に「お返しを作らないと気が済まない」と思わせる心理テクニックです。
こちらが親切な対応をすると相手も親切に対応してくれたり、オープンに話していると相手もオープンに話してくれるようになります。

デメリット

逆に相手の悪口や横柄な態度を取ったりすると相手も同じような行動をとってきて関係が悪化してしまいます。
相手に向けた敵意や悪意は高確率で自分に返ってきます。

 

注意点

見返りを求めすぎると相手にその下心がばれてしまい返報性の法則が効きづらくなってしまいます。なので与えたんだから返してくれるとは思わずgive give giveの精神で行きましょう。

他には恋愛でよく見る好きな子によく見られたいから高価な物をあげたりする例です。
まだ関係性がそこまで高くないのに高価な物をあげてしまうと、重いと思われたり警戒されてしまうので注意が必要です。

 

使用例

家電量販店などでよく見る「この商品を○○円にまで落とすので奥様のほうにも説得していただけないですか?」や、服を試着した際になどにもここまで店員さんにやってもらっているから買わなきゃなという気持ちになるのも返報性の法則が働いているからです。

 

バックトラッキング

メリット

バックトラッキングとはオウム返しをするということです。
なぜオウム返しが良いのかというと、否定や拒否といった違和感と抵抗感を打ち消すことができる。
他には「この人は私のことを理解してくれてる!」と思わせることができ安心感や信頼感を与えることができます。

デメリット

「簡単だからたくさん使お!」と思うかもしれませんがずっとオウム返しされていたらどう思いますか?
「この人話ちゃんと聞いてるのかな」と思われてしまい逆に印象が下がってしまいます。

なので適度な量で使っていきましょう。

 

注意点

挑戦するとチャレンジのような同じような意味でも、相手によっては捉え方が変わってしまうことがあります。
捉え方が変わってしまうと「思っていることとちょっとズレてるんだよな…」という風に思われてしまい溝か広がってしまいます。
相手はどんな気持ちなのかを常に考えながらやっていきましょう。

 

使用例

商品を探しているお客様に対して「○○をお探しなんですね!」と言ったり、友人などから相談されたときにも「彼女と悩んでいるんだね」というだけでも相手からしたら安心感などを感じてもらえるはずです。

 

バンドワゴン効果

メリット

この商品は多くの方から支持されている商品なんですよ!のように多数の人に支持されているという情報を与えることで、その商品が選ばれやすくなるというテクニックです。

 

注意点

このバンドワゴン効果は気づいたら自分にかかっているかもしれません。
会議なのでA案のほうが良いと思ったのにみんながB案に手を挙げているからB案にしてしまった。のように自分の考えがなくなってしまうのが危険です。

 

使用例

パッケージなどに大流行中の商品!!と書かれていたり、「皆さんこの商品を買われていくんですよ」などと言うことでバンドワゴン効果が働きます。

 

スノッブ効果

メリット

商品に対する希少性を感じさせることで相手の購買意識を高めることができます。

 

注意点

スノッブ効果を使って販売しすぎているとプレミア感がなくなってしまいスノッブ効果では売れなくなっていしまいます。
なので販売量を調整することが大切です。

 

使用例

「新型スマートフォン残りわずか!!」や「限定十食だけ!!」のようにプレミア感を演出しましょう。

 

まとめ

難しそうな心理テクニックも意外と簡単そうですよね?
今回紹介した心理テクニック以外にもビジネスで使える心理テクニックがあるのでぜひ覚えて使ってみてください!!