豊かな人生を作る方法

今回はこの本!

 長倉健太さん著書の「時間編集術」を紹介していきたいと思います!

 

 

この本を読んで思ったことは4つの資産である「時間」「能力」「人脈」「お金」を順番通りに増やしていくことで簡単に豊かな人生を手に入れることができるということです!

独立後にうまくいっている人とうまくいっていない人の差は何なのかをずっと考えていました。
しかしこの本を読むことでその答えがついに分かりました!

ずばりその答えは、

お金を最初から求めて行動してしまうとほかの資産がついてきていないので簡単に崩れてしまうということです!!!


なのでまず最初はみな平等で自分で変えることができる資産である「時間」を大切に使い「能力」を上げることで、人に紹介され「人脈」が広がっていきます。
そして人脈が広がることで仕事が入り「お金」がもらえるようになります。
なので凡人の私たちは時間をうまく使っていきましょう!!

 

時間をうまく使っていく方法は本書にたくさん書かれています。
その中で僕が一番簡単で今すぐできることを紹介します。

それは...

1.5倍速生活!!

皆さんはYoutubeを普通の速度で見ていませんか?
それはとても非効率です!
Youtubeには速度調整機能がついているのに普通の速度で見ていては時間の浪費です。
他には歩くスピードも1.5倍速、トイレも1.5倍速日常生活のすべてを1.5倍速にすることで時間に余白が生まれ能力への投資ができます!

是非皆さんも1.5倍速生活をやってみてはどうでしょうか?

 

本書にはほかにも人に紹介される方法、やりたいことが見つかる方法などの人生を変える方法が多数紹介されています。
しかも最後には自分の価値観を壊すことのできるアクションプランが15個も紹介されているので自分に合う方法を見つけてみてください!

今回は長倉健太さん著書「時間編集術」の紹介でした。
もし本の内容が気になった場合はぜひ購入して人生を変えてみて下さい!!

 

 

 

 

本を書いてくださった長倉健太さん、発行人の佐藤和夫さん、発行所のあさ出版、素敵な本を生み出してくださりありがとうございました。

スタンフォードが中高生に教えていること

今回は星智明さん著書のスタンフォードが中高生に教えていること」を紹介していきます。 

スタンフォードが中高生に教えていること (SB新書)

スタンフォードが中高生に教えていること (SB新書)

  • 作者:星 友啓
  • 発売日: 2020/12/05
  • メディア: 新書
 

皆さんは星友啓さんをご存じでしょうか?
この方はスタンフォード大学で哲学博士を修了後同大学で哲学部の講師として論理学で教鞭をとりながら、スタンフォードオンラインハイスクールで校長も務めているすごい方です!!

 

そんな方が書いたスタンフォードが中高生に教えていること」ではオンラインスクールをどのように運営しているのかが書かれています。

この本を読んで思ったことが一つあります。
それは...

  僕もこんな授業を受けてみたかった!!

 

 

このオンラインスクールでは日本の教育のではありえないようなことをやっていました。
その中から少し紹介していきます。

 

反転授業

学生の頃に受けた授業を思い出してみてください。
先生が一方的にしゃべりその内容を生徒が写していくような講義ベースの授業。

しかしこのオンラインスクールでは違いました!!

まず生徒に対して教材を先に渡しておきます。
そしてその教材を学んだ人しか講義に入れないような仕組みになっていて、その学んだことに対して生徒同士でディスカッションするような生徒主体の授業になっていたんです!

 

実際僕も学校の授業でよく覚えていることは、講義ベースの授業より班になって討論するような授業だったりします。
こういったところで生徒の記憶力にも影響してくるんでしょうね!

 

自由なカリキュラム

本の学校では年齢によって学ぶことが分けられています。
しかし特異な科目はもっと難しい問題を解いたり、好きな授業を取れたらいいのにと疑問に思ったことはないですか?

それを叶えてくれているのがこのオンラインスクールです。
ある高校1年生の生徒では学年相応の授業を学んでいる傍ら得意な科目はスタンフォード大学と同じカリキュラムの授業を受けていたりします。

このように自分の得意スキルを磨いていける環境を作ることで自己主張が強くはっきりとした性格を築いていけるのでないかと思いました。

この本には他に日本ではないような手厚い生徒指導や先生に対する取り組みも紹介されています。
ぜひ今日本の教育関係の仕事をしている人に見てもらいたい一冊になっています。

 

スタンフォードが中高生に教えていること (SB新書)

スタンフォードが中高生に教えていること (SB新書)

  • 作者:星 友啓
  • 発売日: 2020/12/05
  • メディア: 新書
 

 この本を書いてくださった星友啓さん、発行者の小川敦さん、出版社のSB出版、素敵な本を提供してくださり本当にありがとうございました。
この知識を今後役立てていきます。🔵

セールスとマーケティングの必要性

将来に向けて個人の力を発揮するにはセールスとマーケティングについて学ぶことが最も重要です。

 

大リストラ時代

近い将来日本には大リストラ時代が来ます。
その理由は3つあります。

  1. トヨタ経団連の会長が終身雇用は難しいとの発言
  2. AI導入により作業のロボット化
  3. 海外から低賃金でやる気のある人材が入ってくる

詳しい理由は以下の通りです。

  1. トヨタ経団連の会長が終身雇用は難しいとの発言
    30年間日本の給与は変わっておらず、日本のトップ企業ですら終身雇用は難しいと発言しているので他の会社はさらに難しいことが分かります。
    それに比べ中国やタイは3倍以上の給与に変化し成長を続けています。
    そして以前問題にもなった年金制度が崩壊し老後には2000万円必要ということからもわかるように今の日本は経済能力が低下しています。

 

   2.AI導入により作業のロボット化

   急速なIT化やAI化が進むことによって今まで人で行われていた、一般事務員、銀行
   員までもがAI導入により無くなるともいわれています。

 

   3.海外からの低賃金でやる気のある人材が入ってくる

   日本は人口の減少に伴い労働力が減っています。
   しかし海外を見てみると人口は増加していてそれに加え発展途上国の人材がたくさ
        ん日本に流れてきています。
   発展途上国の人材は給料が安くしっかりと働くための日本人を雇うよりもメリット
        が大きいです。
        なので今後日本人ではなくそういった人材を雇用していくのではないかと言われて
        います。

 

個人の力

会社からのリストラを防ぐためにも自分の身は自分で守っていく時代になっています。
そこで個人の力を発揮するには以下4つのどれかにならなければなりません。

  1. エキスパート(高い専門性を持っている人)
  2. マーケター(商品に付加価値をつけて販売ができる人)
  3. イノベーター(新たな新しい仕組みを作れる人)
  4. リーダー(起業家になりリーダーとして行動できる人)

この4つのどれかになることができないと今後AIや海外の人材によって仕事を奪われていきます。

 

この4つを漁師で例えるとこうなります。

  1. エキスパート=普通の人は1匹のところ20匹釣ることができます。
  2. マーケター=普段は捨てるような魚に価値をつけて売ることができます。
  3. イノベーター=竿ではなく網でたくさん捕る
  4. リーダー=大勢の漁師に指示をだして釣る

この中で私はエキスパートを目指していました。
しかしエキスパートは時代によっても求められている専門性が異なっていたり、とても壁が厚く尋常じゃない努力に加えトップ0.1%にならないと厳しいと言われています。
それに比べどんな時代であっても商品に付加価値をつけて販売ができる人は稼ぐことができる可能性があります。

 

このような人材になるためには以下の3つを学ばなければなりません。

このセールスとマーケティング能力を磨くことができれば商品に価値をつけお客さんに販売するとマーケターになることができ、それを仕組み化することによってイノベーターになることも可能です。
さらにマネジメント能力を磨き社員に指示出しできるようになるとリーダーになることができます。

個人で稼ぐために最低限必要なこととしてセールスとマーケティングは必ず身につけなければなりません。
そのため個人で稼いでいくためにはセールスとマーケティングについて学ぶことが最も重要で効果がある方法です。

ポートレートは表情が8割

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ポートレートは表情が8割

ポートレートを撮る際に意識しなければならないことが二つあります。

  • 空気を作る
  • 台本作り

この二つを意識して撮ることでモデルさんの演じている表情から素の表情に近い写真を撮ることができます!

 

空気を作る

明るい表情を撮りたいのであれば淡々と撮るのではなく自分もテンションを上げて撮ることが重要です。
モデルさんは明るい表情なのに自分は真顔でパシャパシャ撮っていると、モデルさんとの空気間の差が生まれてしまい本当の表情を引き出すことができません。
例えば友達と遊びに行った時に自分はすごい楽しみだったのに友達のテンションが低いと自分のテンションも下がってしまう現象と同じです。
なのでモデルさんの表情を引き出したいのであればまず先に自分がその空気間を作ることでモデルさんもそれに乗ってきてくれます。

 

台本を作る

カッコイイを撮りたいのであればどんな風にカッコイイのかをどんどん深堀していくことが大事になってきます。
カッコイイにもクールなのか笑顔もありつつカッコイイのかなどなど様々な種類が存在します。
このカッコイイの基準がモデルさんとズレていると撮りたい写真を撮ることはできません。

カッコイイ
  ↓
明るい感じ
  ↓
何をしているシーンなのか

のようにどんどん深堀していくことで台本を作ることができます。
動画撮影なのでは台本があってその上でモデルさんが演じているのに写真撮影だと何もない状態で撮るのはおかしいはずです。
なので写真を撮る際には必ず台本を作りそれをモデルさんと共有することでモデルさんの良い表情を撮ることができます。

 

 

写真を撮るときの注意点

モデルさんになめられないようにする

撮影が始まったら立ち位置や表情、ポーズなどを自分が自信をもって決めていきます。
自信をもって決めることでモデルさんは「このカメラマンになら任せられる」と思いモデルさんにもスイッチが入ります。
しかしカメラマンがうじうじしていては「このカメラマンはだめだ」と思われスイッチが入らず良い写真を撮ることができません。
なのでまずは自分は10年目のプロカメラマン!という風に思いながら写真を撮ることで、自分に自信が付きモデルさんもそれについてきてくれるはずです。

 

設定中はニコニコ

F値やSSを設定しているときは必ずニコニコしながら変えていくことが重要になります。
※空気間にもよります
カメラを真顔でいじっているとモデルさんからは何をしているのわからず、「自分の写真が悪かったのかな」と思わせてしまうので絶対にやめてください。
なので設定している時は必ずニコニコしながら設定し、「今設定中です!」と 事前に言うことで相手も安心しながら撮影に挑むことができます。

 

相手を盛り上げる

モデルさんのスイッチを入れる方法は空気間を作る以外にもあります。
撮影中にカメラマンがいろいろ動きながら撮影したり「おっ」や「あっ」、シャッター音だけでもモデルさんを盛り上げることが可能です。
よくいるのが「いいよ!」しか言わないカメラマン。
あんまり良いと思ってないなのにいいよと言ってもモデルさんにはバレバレですし、モデルさんは「いいよ!」と言われ慣れているのでそこまでスイッチが入りません。
なのでモデルさんを淡々と撮影するのではなくカメラマンも感情を表しながら撮影することが重要です。

 

どこを撮っているのか伝える

バストアップならバストアップ、全身なら全身とモデルさんに伝えることを忘れてはいけません。
どこを撮っているのかモデルさんに伝えることでそこの部分に集中することができてより良い写真に仕上がります。
例えば望遠レンズなので撮っているときなどでどこまでが写真に納まっているのか分からず中途半端なポージングや中途半端な表情になってしまいます。
なのでシャッターを切る前にどこら辺を撮っているのかを伝えてあげるだけでもより良い写真になります。

 

撮影中とそれ以外のギャップを作る

ギャップを作ることでモデルさんの印象にも残り再指名の可能性も上がります。
例えば撮影前のあいさつやスタッフなどへの気遣いはとても丁寧に行い、撮影中の指示はドSのような指示をすることでそのギャップに惹かれ再指名が来ます。
ただドSなだけでは嫌なカメラマンで終わってしまいます。
なので撮影以外では普通の人が気づかないようなところまで意識を張り巡らせることが重要です。

 

まとめ

良い写真を撮るためには構図が上手とかカメラの使い方がうまいだけでは絶対にとることができません。
良い写真を撮るためにはコミュニケーション能力が必要不可欠です。
コミュニケーション能力があればモデルさんの自然な表情を引き出すことができ良い写真になるはずです。
ポートレートを始めるのであればまずコミュニケーション能力を磨いてみてはどうでしょうか?

 

twitter.com

https://www.instagram.com/petter.photo/?hl=ja

良いチームにはワクワクがある

チーム作りにおいて重要なことは「どんな心で」「どんな姿勢で」「どんなあり方で」仲間と接しているかが重要です。
これを意識するだけで「心が変われば行動が変わる。行動が変われば結果は変わる」という言葉があるように、心を変えるだけで結果が変わってきます。

 

最高のチームになるための方法

最高のチームを作るためには次の4つを行いましょう。

  • 明るい空気づくり
  • メンター型リーダーシップ
  • ワクワクする目標づくり
  • 部下の可能性にワクワクする

これを意識して行うだけで最高のチームを作り上げることができます。

 

明るい空気づくり

チーム作り=空気づくり=結果
のようになっていて空気が悪いと当然良い結果は得ることが出来ず、明るい空気にすることができれば良い結果を得ることができます。
その空気を左右しているのがリーダーのメンタルです。
リーダーが常に不機嫌だと部下たちはリーダーが不機嫌にならないように気を使って仕事をしなくていけなくなり、委縮してしまい本当の力を出すことができません。
なのでリーダーは常に上機嫌で目標に向かってワクワクしていることで良い空気を作ることができ良い結果も得ることが出来ます。

 

メンター型リーダーシップ

リーダシップには2つの方法があります。
それがメンター型コントローラー型です。

メンター型・・・「憧れ」と「尊敬」を使い「あの人と一緒に仕事がしたい」と思わせ 
        ること

コントローラー型・・・権限や恐怖を使い飴と鞭でコントロールします。

この二つのどちらがいいかと言われたらもちろんメンター型です。
コントローラー型の場合だと部下たちが自主的に動こうとせず指示待ち人間になってしまいます。
なのでメンター型リーダーシップが重要です。

メンター型リーダーシップをとる方法

メンター型リーダーシップにはリーダーの「生き様」がとても重要になってきます。
やり方ではなくどんなあり方を魅せていくか。
どんなリーダーになりたいのかを明確に決め、どんなポリシーをもってチームを作っていきたいのかを明確にすることで部下たちはついてきます。

 

ワクワクする目標づくり

ワクワクする目標を設定することができたら困難がきても必ずやり遂げることができます。
目標達成した後のワクワクをイメージできていると困難な場面がきてもワクワクをイメージすることで乗り越えられたり、ワクワクしていると周りに人が集まり一人では不可能なこともやり遂げることができます。
なので心の底からワクワクするような目標を立てることで頑張ることができます。

 

部下の可能性にワクワクする

相手がどんなにやる気が無く仕事ができなくても関係ないです。
最悪な関係ほど最高の関係になることを想像するとワクワクします。
人間の脳は欠点のほうがよく見えてしまう性質があります。
そこで自分の見方を変え良いところを積極的に探すようになると、どんどん良いところが見えてくるようになり部下に対する印象と味方が変わってきます。
そうすると部下も嬉しくなりリーダーを信頼するようになって目標に向かって頑張ってくれます。
人を変えたいのであればまず自分を変えていくことが大事です。

 

まとめ

世の中の成功している人は目標に対して常にワクワクしています。
どんなルールを決めてチームを動かしていくかを決めていくよりどんなワクワクをイメージさせるかを考えて目標を決めると成功に近づくはずです。
人生は100年の夏休みです。
人生にワクワクして頑張りましょう!

サービス設計の流れ

新しいサービスを設計する際には6つの手順があります。

  1. 3Ⅽ分析
  2. SWOT分析
  3. 4P分析
  4. デプス調査
  5. ペルソナ設定
  6. 市場調査

この手順をしっかり守らないとサービスを始めても市場が小さくサービスが潰れてしまう可能性があります。

3C分析とは

3Cとは3つの単語の頭文字をとったものになります。
Customer(顧客)

Company(自社)

Copetitor(競合)

この中で最も大切になることは自社の立ち位置を理解することが大切になります。
自社を分析するために次のSWOT分析を行っていきます。

SWOT分析

SWOT分析とは自社の
Strength(強み)

Weakness(弱み)

Opportunity(拡大可能性)

Threat(縮小可能性)

を分析することができます。

今紹介した3C分析とSWOT分析を組み合わせると次のようになります。
例)カフェオープン

3C分析

顧客分析・・・オフィス街、男性が6割、40代が多い
自社分析・・・ S 、安い、アルコールが出せる
        W、ブランド力がない

        O、夜はバーとして営業、コーヒーの淹れ方講座

         T、他社もアルコールの取り扱いを始めたらまずい

競合分析・・・朝は50人、昼は100人、夜は40人、客単価は530人、1日の売り上げは
       約100000円

 

このようにまとめることで今自社がどの位置にいるのか分かります。

4P分析

この4P分析は以下のことを分析していきます。

Product(製品)・・・デザイン、ブランド名、パッケージ

Price(価格)・・・販売する価格を決める、価格を決めるとターゲット層も決まる

Place(流通)・・・流通させるための販売方法

Promotion(販売促進)・・・ターゲット層に購入機会を提供できる流通、販売経路を
               確保する

例)カフェ

製品・・・男性が多いからボリュームがある食事

価格・・・サラリーマン取り込みのために900円

流通・・・オフィスにデリバリー

販売促進・・・LINE@などに登録させる

 

デプス調査

市場規模を図るためには次の式で求めることができます。

サービスを必要としている人の数×そのサービスに支払うお金=市場規模

サービスを必要としている人の数はニーズ調査を行うことで求めることができます。
「こんなサービスはどう?」と素直に聞き,男性や女性、無職のように様々なカテゴリーに分けて行いましょう。
そして次にサービスに支払うお金を求めるためにはデプス調査+メンタルアカウント分析で求めることができます。

メンタルアカウント分析とは「30代男性がターゲット!」と決めるのではなく、どんな時にお金を使うのかどんな人がどれぐらいお金を使うのかを考えることを言います。

デプス調査とはニーズ調査で得た結果で最も反応が良かったカテゴリーから10名ほど呼び対面で調査を行います。
この調査では相手の年収や家族構成を聞くことになるのでヒアリング方法がとても重要になってきます。
スモールトーク・・・日常会話などでリラックスした状態を作り出す

ライフスタイル質問・・・趣味や家族構成など、その人の一日を聞き出す

ワンアヘッド質問・・・実際の年収や家の経済状況など折り入った質問

サービスの質問・・・ここで初めてサービスについての質問をしていきます
          Whyを3回ほど投げかけ深堀していくことが重要です

 

ペルソナ調査

デプス調査を終えて一番共通点がある部分を持つ人物像を作りだします。これを「ペルソナ」と言います。
例えば30代子持ちの主婦Aさん。のように架空の人物を作り出します。
このペルソナを使い次の式に当てはめることで、市場規模を求めることができより分かりやすく具体的な数字を求めることができます。

ペルソナ×同様人物×利用意向×メンタルアカウンティング=市場規模

このようにして求めた市場調査を会社のプレゼンなどで話す場合は次のようになります。
例)夕飯宅配サービス

30代子持ちの主婦Aさん。旦那は22時ごろに帰宅します。仕事を16時に終わり17時に幼稚園に迎えに行くのがとても大変です。そのような人たち10人にデプス調査を行ったところ8名は夕飯宅配サービスを利用したいという回答が得られました。このサービスには一ヶ月の夕飯代5万円の半分ぐらいなら払いたいと言っています。そしてこの街にはこのような主婦が2万人ほどいると言われています。なのでこの街の市場規模は

2万人×80%×2.5万円=月間4億円程度

の市場規模が見込まれます。

気づいた人もいるかもしれませんが説明する順番は実際の調査の逆になっています。
このように説明することで説得力のある市場規模を提示することができます。

普及曲線

市場規模が4億円あるかと言っていきなり4億円が入るわけではありません。
サービスが普及していくには次のような普及曲線があります。

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このようにしてサービスは普及していきますが、普及させるためには最初の16%の層を満足させることが重要になってきます。
最初の16%の層は「いつもはスタバだけど今日は別のカフェにしよう」のように冒険するような行動をとります。
そしてその16%の層を満足させることが出入れば自然と口コミで広がっていき徐々に市場規模が拡大していきます。

 

まとめ

どんなに自社の分析や競合の分析ができていても市場がスカスカでは意味がありません。
そのため市場を図る際にはしっかりとした裏付けを用意することが重要になってきます。

日常に潜む行動心理学

私たちの生活の中には様々な行動心理学が組み込まれています。
どんな心理学が生活の中に隠れているのか見ていきましょう。

日常に潜む行動心理学

コンビニによくある足跡マークのシール、実はこれも行動心理学が使わています。
レジに並ぶときに自然と足跡に合わせて並んでしまうはずです。
他には、男性トイレに貼ってある的のシール。
このシールを張るだけで男性はその的をようになり、トイレが汚れなくなります。

探していくときりがないですがこのように生活の中に様々な心理学が組み込まれています。
次はこの心理学を仕掛ける側の目線に立って見てみましょう!

 

様々な心理学

アフォーダンス理論

過去の経験や体験、知識に基づき対象物に対する行動が紐づけられるようになっています。
例としてインターネットを見ていて青い下線のついた文字を見るとリンクが組み込まれている文だと思うのもアフォーダンス理論の効果です。

 

ヴェブレン効果

サービスの価格が高いほど需要が高まる効果です。
それほど商品の品質は変わらないのにブランドものなどを購入してしまうのもヴェブレン効果です。

 

スノッブ効果

希少性のあるものほど需要が高まります。

 

バンドワゴン効果

多数の人から支持されていることで需要が高まります。

 

カリギュラ効果

禁止されているほど気になっていしまう効果。
鶴の恩返しでもあるようにこの扉を開けてはいけませんと言われると見たくなって開けてしまいます。
人間は自由を制限するとより自由に執着してしまう生き物です。

 

ザイガニック効果

未完了のものほど気になってしまう心理です。
ドラマなどで毎回いいところで終わるのもザイガニック効果を使っています。

 

バーナム効果

誰にでも当てはまるあいまいな表現を使って、あたかも対象者に向けて発信しているように錯覚させる効果です。
占い師などがこれをよく使っていて「1年の間に不幸なことが起きるでしょう」と言われたら身構えてしまいますが、1年の間には不幸なことが何かしら起きるはずです。

 

プロスペクト効果

人は利益より損失ほうが3倍印象深く感じよりリスクを避ける傾向を持つようになる心理です。
営業の場面でも「〇〇円お得ですよ!」と伝えるよりも「このままだと〇〇円損してしまいます」と伝えるほうが契約してくれる確率は高くなるはずです。

 

ザイオンス効果

繰り返し目にすることで好印象を抱く効果です。
近くにいる人ほど好きになってしまうのザイオンス効果です。

 

返報性の法則

何かを与えられると返さなければいけないという意思が発生する効果です。
店員さんが一生懸命対応してくれると「買わなきゃ…」と思うのも返報性の法則が働いています。

 

確証バイアス

仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反対の意見や情報を無視したり集めようとしない傾向の心理効果です。

アンカリング

最初に提示された情報が基準となって後から提示された情報と比較してしまう効果です。
テレビショッピングなども最初に大きな金額を提示しそこから値引きをしていって最終的な値段で割安に感じさせています。

 

ウィンザー効果

本人から直接言われるよりも第三者から間接的に言われたほうが、信憑性、信頼性が増すという効果です。

カクテルパーティー効果

自分が興味を持っている情報に注意が向いてしまう効果です。
ガヤガヤしている場所でも好きな子の話は聞こえてくるような状態です。

 

テンションリダクション効果

大きな買い物や成功の直後に緊張が緩和してしまう効果です。
20万円のバックを買ったときに勧められた他の商品も買ってしまうようなときもテンションリダクションが働いています。

 

ピグマリオン効果

他人から期待されたときにその期待に応えようとする効果です。

ブーメラン効果

指示されていると反対したくなる効果です。
店員に買ってくれアピールされると買いたくなくなるのもブーメラン効果が働いています。

 

まとめ

今回紹介した行動心理学はよく使われている心理学を紹介しただけで日常の中にはまだまだ行動心理学が潜んでいます。
この行動心理学を仕事で使ったり物を買うときの冷静になる手段としても使ってみてください!