ウサギ限定動画 論理思考スキル

掛け算の法則でどんなに良いスキルがあっても論理思考スキルがないと無意味。

なぜどんなに良いスキルがあっても論理思考スキルがないと無意味になってしまうのか、それは人は物事をドラマチックにとらえてしまうからです。

Q、世界で予防接種を受けられていない子供たちは何%でしょうか。

  • 20%
  • 50%
  • 80%

正解は20です。
50%か80%だと思ったんじゃないでしょうか?
他にはテレビなどもいい例です。
交通事故のニュースなどで事故があったという事実が分かればいいのに、被害者のインタビューを流すことで交通事故が増えているような印象を付けることもできます。
このように人間はデータを見ずに物事を判断してしまうため、思い込みを抱き失敗を招いてしまいます。
なので自分の見えている視野が決して正しいものではないと認識し、しっかりとデータに基づく事実が必要です。

捨てなければならない思考

論理的思考スキルを身に付けるためには捨てなければならない思考が二つあります。

それが分断思考ネガティブ思考です。
どういった思考なのかと対処法について紹介していきます。

分断思考

人間は物事を二つに分けたがります。
貧乏と金持ち、不幸と幸せ、ブサイクと美人このように人間は二つのことに分けようとしています。
しかし世の中は二つに分断できるほど単純ではなく中間層のほうが多いぐらいです。
なので物事を二つに分断するのではなくグラデーションのようになっていることを理解しましょう。
例えば、飲食店を作る際には立地が大切だと思い込んでいる人がいます。
しかしそこで立地が悪いことで起きるメリットを考えましょう。
立地が悪ければ賃料が安い、人が少ないのでデリバリーに特化できる、などなど様々なメリットを考えていくと実は立地が悪いほうがいいかもしれません。
両方のメリットデメリットを考えることでグラデーションが見えてくるはずです。

 

ネガティブ思考

人はネガティブのことに共感を抱きやすいです。
なので目に入ってきた情報は正しいのか考えましょう。
たとえば2年前に起きたソフトバンクの通信障害。
テレビでは「通信障害 5日間で1万件解約」のような見出しで報道されていました。
この見出しだと通信障害で1万件もの解約が起きていたと錯覚するはずです。
しかし現実は違いました。
ソフトバンクは1日で約2142件の解約が普段から起きています。
それを5日間に直すと約10712件の解約が起きていることになります。
結果ソフトバンクは普段から1万件の解約が起きているという事実が見えてきます。
このように自分の感情やメディアに流されずデータを読み解くことが大事になってきます。

まとめ

この論理思考スキルを身に付けるためには目に入った情報を素直に信じるのではなく、いったん冷静になりデータを読み解いていくことが重要です。